astrology lyrics

月の満ち欠けで詠む星の詩

木星を考える

私の中で、木星の解釈がなんとも難しく、頭を悩ませていたのですが。

 

今の時点での、私なりの木星の解釈を書いてみようと思います。

 

 

よく目にする木星の解釈といえば、

『拡大』

『幸運』

ではないでしょうか。

 

 

私自身、この解釈で長年木星をみてきたのですが、イマイチしっくりと来なくてですね、、

 

というのも、体感上、

 

幸運どころか厳しさが多い気がするからですw

 

まるで試練や課題をもたらす土星のような、、

 

そう。

まるで土星のようなんですよね!

 

でも土星とはまた質が違う厳しさのような気がしています。

 

 

 

木星を考える上で外せないのが射手座と9ハウスの解釈だと思うのですが、

 

そうなんです。私にとってやっぱり木星同様

ムムムなんですよね、、

 

射手座といえば

『自由』

『おおらか』

『宗教』

『哲学』

『海外』

『大学』

『宇宙』

などの解釈ですが、

 

これがまぁ私を悩ませました。

 

射手座の季節って、街中は華やかですが、

心中穏やかじゃない事が多くないですか?

 

それを

まぁ、柔軟サインだからね、で片付けてしまっていいのか。

 

 いや、意味があって心中穏やかじゃないはず。

 

まず、星座には繋がりの意味があるので

天秤座から考えてみました。

 

乙女座までは個人の成長ですが、

天秤座から社会に出ます。

そこで自分に合うパートナーを探すわけですね。

(天秤と言うぐらいだから釣り合うと言うのがいいのかな)

 

パートナーに出会ったら蠍座へ。

個だった二人が一つになる。

 

 

射手座へ。

 

そこからなぜ突然に精神性や宗教になるのか⁇

 

次の山羊座で社会で活躍するために精神性が必要だから⁇

 

 

いや…もっと根本的なものがあるはず。

 

その根本的なものってなんだ⁇

 

 

 

 

 

私たちの本能って生殖じゃないだろうか。 

 

蠍座でそれに気づき

 

より確実に安全に生殖するために仲間を求める。

 

それは家族ではなく、いわば外の世界。

それが「社会」。

 

所属する社会に必要なのが見えないアイデンティティ

 

それが射手座が表す宗教や精神性なのではないかな。

 

こちらに射手座について書きました↓

 

yoshimiastrology.hateblo.jp

 

 

 

見えないアイデンティティを探す旅はいわゆる孤独。

 

これを信じれば必ず幸せになれると言うものではないから。

 

答えはない。

 

答えのないものからコレだと探す旅は進む方向すらわからない。

 

ここか?と思って行ってみたらやっぱりしっくりこなくて違ったり

 

そしてまた違う方向へ歩きだす。

 

 

山羊座では

自分が選んだ精神的支柱で繋がった社会をより良いものにするために働く。

 

 

こう考えると、

射手座の親玉である木星

旅を与えてくれるのだと思う。

  

木星は直感の星。

 

 

木星が用意した旅に地図はなく直感こそが頼り。

 

私の道を誰かに教えてもらおう。 

だってそれが楽だもん。

遠回りしたくないもん。

考えたくもないし。

 

そう言う私のような乞食精神者に木星はすこぶる厳しいように感じます。

 

 

 今年は木星が射手座にいたので、私のような人には厳しい時間だったのではないかと思います。

(海王星とのスクエアも続いていたので。)

 

 

時間がかかろうが

かっこ悪かろうが

自分で精神的支柱を手にした人に

 

 木星は必ず幸運や拡大をもたらすのだと思います。

 

 まとめとしては。

木星

仕事上の肩書きのようなはっきりと見えるものではなく、

宗教などの精神的支柱を表す、「見えないアイデンティティを探す課題」を科す天体だと思うのです。