astrology lyrics

月の満ち欠けで詠む星の詩

魚座上弦の月の星読み

12月4日15時58分、魚座上弦の月です。

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クリスマスや年末年始に向けて街中が華やかになっていくなか

反面メランコリックにもなりがちな射手座の季節です。

 

昨日木星山羊座に入りました。

 

yoshimiastrology.hateblo.jp

 

今回の上弦の月はその影響も大きくあるように思います。

 

山羊座は地の星座でとても現実的な星座です。

そこに、入ったばかりの木星

土星冥王星、金星がいます。

 

今までどこかふわふわと楽観視できてものが

ここでガツンと現実を観るように思います。

 

ここで思い出すのが

尊敬している占星術家・松村潔先生の本の中に出てくる言葉

 

「品物は欲求の墓場」

 

手にする前はドキドキワクワクしていたのに

いざ手にしてみたらそうでもなかったり

手にしてしまったことで価値を感じられず大きな喪失感を感じたり…

 

逆も然りで

それほど期待してなかったのに想像以上に良くて手放せないこともあると思います。

 

山羊座は3次元での完成の場所です。

つまり大人になるところです。

 

喪失感を埋めるために求め続けるのは悪いことではないかもしれないけれど

それにはキリが無いことを悟って

求めることと現実とのバランスを取った行動をするのが大人なのかなと思うのです。

 

言葉は悪いのですが、

今回の上弦の月には

「諦め」

というワードを感じます。

 

ネガティブワードかもしれませんが

現実を知って諦めたからこそ楽になって前に進めるということもあると思うのです。

 

今回の上弦の月

ひととき、この世界がつまらなくなったように感じるかもしれません。

 

そうではなくて

私が肩の力を抜いてこの社会で豊かに生きるために必要な時間です。

 

諦められるものはきっと本当の欲ではないのでしょう。

 

そうやって削っていくにつれ

最終的に絶対的に求めたいものがなんなのかに気づくように思います。