蠍座を深掘り
１０月２４日、太陽は蠍座に入りました。
太陽がサイン(星座)をまたぐと空気が大きく変わるものです。
今日は蠍座について深く潜っていこうと思います。
私は神話から星座の意味を考えるのが好きではなくて
(ただ理解力が乏しいだけかもしれませんがw)
星座の意味を考える時は
実際のものと比較して考えます。
今回は蠍座なのでサソリですね。
蠍座といえば
「生」と「死」
セックス
引継ぐ、受継ぐ
変容
１２星座で一番忍耐強い
依存と支配
執念
などの意味があります。
↑これらの意味を実際のサソリの生態と共に考えて行きます。
サソリは
“世界最古の動物の一種で
適応能力に優れた動物で南極大陸以外どこでも生きられる“
のだそうです。
太古の時代から環境に適応し生き延びてきたサソリ。
生き延びるとはつまり
強烈な「生」に対する意識だと思うのです。
何がなんでも生きる！という強い思い。
地獄を体験しても
絶対に絶対に生き延びる！！
いのちを繋ぎ何がなんでもこの血を絶やさない！
という執念に近い思い。
これが蠍座の表す
「生」と「死」(実際の死ではなく死にそうになるほどの地獄)や
執念
なのではないかと考えています。
他にも
“放射線に対する強い耐性があり、核攻撃が起きてもサソリは生きられる”
のだそうです。
スゴいですね、サソリは。
どんなことがあっても強かに生き延びます。
太古の時代から生命をつないできたサソリですが、
生命をつなぐとは＝セックス無くしてはあり得ません。
蠍座がセックスや引継ぐ(受継ぐ)を意味するのはこういうところから来ているのではと思います。
(セックスは一つの「死」とも言われますし、
ここでも蠍座の生と死に当てはまりますね)
(というわけで、蠍座の季節はそういう気持ちになりやすいのかも)
次の生態
“絶食(最長１年間)でも生きられる。非常に我慢強い”
はい、サソリの我慢強さ出ました！
蠍座は１２星座で一番忍耐強く我慢強いと言われています。
そして
“サソリの毒はごく稀に現れる餌を取るため”
“毒=狙った獲物を確実にモノにするためのもの“
だそうで、
サソリの毒は餌である昆虫に効くらしいです。
サソリには人を死に至らしめる猛毒をもつような印象がありますが、それはごくごく一部の種類だそうです。
ここからわかるように
蠍座は誰でも言いのではなく狙いを定めているわけです。笑
サソリの毒は神経毒だそうで、
刺されたら神経がやられます。
毒を刺すとき、サソリはハサミで昆虫の体を歯がいじめにして逃さないようにするようです。
一度捕まえられたらそうそう逃げられません。笑
サソリが「生」への執着が強いように
蠍座は執着が強い星座です。
あれはホントに蠍座をうまく言い当ててると思います。
執着が絶対的に悪いとは思いません。
使い方でしょうか。
人だけでなく物事に向けるといいのかもしれません。
サソリは中国では漢方として使われているそうで、
毒にもなりうるし薬にもなりうるのです。
だからやっぱり使い方なんですよね。
(ってその使い方が難しいのですがw)
とはいえ、蠍座は「生」が根底にあるので、
対「人」が大いに大事ではあります。
水のサインである蠍座。
水は感覚の鋭さを表します。
これはサソリの生態にも現れています。
サソリは目は悪いけれど、感覚が優れているのだそうです。
見えないけれど感じるのです。
他の人には見えない相手の光が見えるから
その光に惹かれ
一体となりたい
全てを捧げたい
と思うのでしょう。
依存と支配は表裏一体ですから
自分だけのものにしたいと思うこともあるでしょう。
自分の光と相手の光をかけ合わせ
未来永劫、永遠に残すためにセックスをする。
夜行性や物陰にいることが多いサソリ。
心を開く人が限られている蠍座と同じですね。
蠍座は
一見すると破滅に向かっているようにも見えますが、
いえいえ、
「生」や「光」に執着しているのです。
私にはとても前向きに見えます。
古代の人々の観察眼はスゴいのだとつくづく思います。
星座にはちゃんと意味があり
そこには「人」の全てが詰まっています。
私は心理学より古代の叡智が好きです。
ものすごいロマンを感じます。
こうやって毎月、星座を深読みしていこうと思います。
